書籍をスキャンする手順について詳しく丁寧に解説するサイト『書籍スキャンマニュアル』
書籍をスキャンする手順について詳しく丁寧に解説するサイト『書籍スキャンマニュアル』

昔買った漫画や捨てるにはもったい本など、置き場所がなくなってくると処分に困ります。
また分厚い専門書を持ち歩くのが大変だと思う人もいるでしょう。
紙の本を電子化してノートパソコンなどに格納できればどれほど便利でしょうか。
そのような考えから書籍の電子化が盛んになってきました。
すでにアメリカでは書籍は紙ではなく、データで販売するのが当たり前になっています。
しかし日本では出版社が電子書籍の販売に及び腰であるため、電子書籍の形で利用しようと
思ったら自分でデータの電子化を行うしかありません。
そこでこのサイトでは、書籍をスキャンして電子化する手順を解説します。
自炊に興味のあるかたなど、参考にしてみてください。

必要な道具

書籍の電子化に必要な道具を用意します。カッターナイフ、背表紙の断裁機、フィーダ付きのスキャナなどです。

本を分割

背表紙をカットする前に、本を4〜5分割する必要があります。慣れていればこの作業は1冊1分もかかりません。

保存先を設定

Windowsのスタートメニューから、「すべてのプログラム」→「ScanSnap Manager」→「ScanSnap Manger」の設定を選択します。

テキスト系

専門書など文字情報が中心の書籍の場合、裁断の仕方やスキャナの使い方は同じでいいのですが、スキャナの設定を変える必要があります。

裁断機

背表紙の断裁機は、1.5センチの厚までなら1度で背表紙を切り落としてしまうことが可能なものから20枚位が限度の物まであります。

背表紙のカット

切り落とす部分が多すぎると印刷された部分まで切り落としてしまう可能性もありますので、背表紙から5ミリくらいの位置でカットしましょう。